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2013年1月

大変お待たせしました。「新体系 看護学全書 在宅看護論」 第3版がカラー化して再登場

「いつ発行されますか」「まだですか」・・首を長くしてお待ちいただいた、また、お問い合わせをいただいた看護教員の皆様、大変お待たせしました。やっと再登場しました。

昨年暮れ、初夏から手掛けていた「新体系 看護学全書 在宅看護論」 第3版(メヂカルフレンド社)が発行されました。カラー写真の提供にご協力下さった医師、看護師、ヘルパーの皆様にまずは感謝いたします。ありがとうございました。

カラー化しても変わらないのが本書の特徴です。看護はプロセスが重要であり、そのプロセスをたどってこそ技術が生きるということを根本理念としたところです。あくまで看護の基本とケアの基礎にこだわりながら、理論と実践の融合を念頭におき、自分自身を認識すること、人間を幅広く理解することの重要性を理解してもらうことに力点をおきました。これは編著者の村松静子が看護学生一人ひとりに伝えたいことです。

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Vol.50  私は銅製聴診器「スピリット」を選んだ ③なぜ銅製にしたのか

なぜ銅製聴診器「スピリット」にしたのか。音をピックアップするという本来の目的を果たすための聴診器は、大きくて、やや重い方が良いが、持ち運びや使いやすさという点でいえば小さめで軽い方が良い。どちらを選ぶかはその人の考え方次第だ。私は迷わず、性能を第一に選ぶ。いや、看護師の私の技量ではたかが知れている。ということで、今回はチェストピースと耳管が銅製でできている黒色の聴診器を持つことにした。黒と銅色、それに50mmチェストピースの手ごたえ、体面へのフィット感が良く聴きやすいからとても気に入っている。さて、チェストピースの材質も性能に関係する。音は発生したあと空気や物体の中を伝播し、吸収され、最終的に熱エネルギーに変換されて消失するわけだが、重い金属には吸収されにくく、軽い金属やプラスチックには吸収されやすい。聴診器の性能は、値段によって異なるらしい。しかし、その性能の違いが判るかどうかは、その人によって違うだろう。単に心拍を聴くのであれば、どれを使っても大差はない。本来、心拍に混じるほんのわずかな雑音が明確に聞き分けられるかどうか、そのあたりが性能の差になるのだが・・・。

メーカーの多くの高性能聴診器にはチェストピースとしてステンレスやチタンを採用し、そうでない聴診器にはアルミやプラスチックを採用している。そんな中で、今、銅が注目されている。殺菌効果があるとわかったからである。私はこの聴診器を手にすることで、現状の感染防止対策に疑問が浮かんできた。看護の流れを考えると、“1ケア1手洗いの徹底”には無理がある。そこで工夫が必要だ。これまでの経験から、ああすれば、こうすれば・・と浮かんでくる。お勧めの銅製聴診器は何とも言えない存在感を漂わせ、惹きつけられるから不思議だ。

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Vol.50 私は銅製聴診器「スピリット」を選んだ ②自分用の聴診器を持ちたいと思った時期 

私はもともと聴診器が好きで、よく聞こえる聴診器はどれだろう、持った感触はどうだろうと、いろいろ見て手にとってきた。これが何とも楽しい。いろいろな場面や思いが浮かぶからである。看護師としては胸だけではなく、首やお腹にも聴診器を当てる。聴診器で何の音を聴くのか?一般的には、心音、呼吸音を聴く。もちろん、血管の雑音や消化管の音も聴く。聴診器なしでも聴こえたり、手でその感じを捉えたりもする。首やお腹に聴診器を当てたときはそんなに細かい音まで聴く必要性はないので安価な聴診器だって良い。お腹はむしろ外見だったり触れる方がわかることの方が多い。それでも聴診器はいじりたいから不思議だ。

私の場合、自分用の聴診器を持ちたいと思った時期が3回あった。「よし、看護でやって行こう」と思った時期。「もう少し高級感のある聴診器がほしい」と思った時期。そして今の時期、「感染対策に一考を投じられる聴診器かもしれない」という聴診器に出合ったからである。2012年の暮れ、私の聴診器は、アメリカ製の「リットマン聴診器」から、銅製聴診器「スピリット」に変わった。

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Vol.50 私は銅製聴診器「スピリット」を選んだ ①大切に持っている医療器具

2012年の12月、私は「感染対策に一考を投じられる聴診器かもしれない」という聴診器と出合った。銅製聴診器「スピリット」である。それからというもの、この聴診器の持つ魅力にますます惹き込まれていく私がいる。

看護師になった私が、最初から大切に持っている医療器具が2つある。こればかりは使わなくなっても手放さずにいる。1つは、名前が刻印されたステンレス系の直刃クーパー、学生時代に購入したものだ。もう1つは聴診器。クーパーは名字が変わったので2本目、聴診器は5本目だろうか。クーパーはいつも白衣の小ポケットに入れていた。それが何だか格好いい、私がそう思っていただけだが。そうそう、大失敗したのが新卒の時。クーパーとコッヘルを一緒に入れていて、コッヘルとクーパーを間違えて使って、点滴のチューブを止めるはずが思いっきり切ってしまい水浸しになったことがあった。今では笑い話だが、あの時は何とも・・・。どれにもたくさんの思い出が詰まっている。

聴診器でいえば、“軽くて持ち運びが楽で手ごろな価格”をうたい文句にしたもの等、いろいろな種類の聴診器が次々に出て、どれも性能にはあまり違いがないといわれたことから、誰もが自分の聴診器を持つようになった時期があった。しかし、現在は種々の聴診器が開発されていて、その性能や使い方、材質にはっきりと違いが見えてくるようになった。聴診器はその目的に合わせて選ぶことが出来るようになったのである。

看護のプロと自負するなら、自分の職業に必要な器具は少しくらい高価でも気に入るものを持つべきだと思う。

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研鑽セミナーⅢ「受けたい医療 心の葛藤はなぜ起こる?」は、1月12・13日の両日です.

詳細は⇒「sem5-3.pdf」をダウンロード

参加を御希望の方はお早目にお電話下さい。℡03-5386-2427(担当:仲野・片岡)

<研修内容>医療を受けなければならないのなら、受けたい医療がある。どんな医療が必要なのか、なぜ必要なのか、どのような経過を辿るのか。尋ねたいことはたくさんある。十分説明を受けて納得した上で、その医療を受けたい。その医療を受けても、私は私としていられるのか!

「最期のその時まで“認識のズレを正す対話”」が、今、求められている。

1日目:その1:今、なぜメッセンジーナースか

        メッセンジャーナースへの期待 

             その2:現場で起こる認識のギャップ

                ~感情表現から生まれる誤解

2日目:その3:患者・家族のこころの風景

                無力感と孤独感の出会い

             その4:コミュニケーションと信頼

                ~応答技法と行動化

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