改正の名目で、制度の根幹を変えてしまった!
友人から「和田さんが座り込みをする」と聞き、正直驚きました。今回の介護保険の改正が、制度が目指した目標をゆがめてしまったと訴えています。以下に、座り込み宣言文を紹介させていただきます。(東堂)
改正の名目で、制度の根幹を変えてしまった! 坐り込みしかない!
介護保険とは、該当者が「生きる為の、生きていく為の制度」なのか、該当者を「生かされている状況に置く制度」なのか? 真剣に問いかけたい、と思います。
少なくとも、高齢障害者の生活の基盤をキチンと支援するのがこの制度の目的です。今回の改正(改悪)の形ならば、以前の措置制度に復帰した方が余程優れていると考えられる程に、これまで育て上げてきた介護保険制度の根幹が否定された、と考えます。また、関連して障害者自立支援法も突然妙な発表がありました。これらを含めて以下の宣言を致します。
私、和田勲は、今回の改正介護保険改正及びその運用のあり方に強く抗議し、62歳の誕生日に合わせて、4月3日より、厚生労働省の前に坐り込みをする事を宣言致します。
4月3日・午後3時から厚生労働省前にて、坐り込みを開始いたします。同じ気持ちをお持ちの方、近くに来られ、時間が空いた時で結構ですので、駆けつけて、供にお坐り下さるよう、呼びかけをさせて頂きます。皆で力を合わせて適正な運用になるよう、行政に抗議し、その内容の意味を問いかけて参りましょう。私の具体的意見は、別紙をご参照下さい。
平成18年3月22日
仙台市太白区郡山1-19-1
和田 勲
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コメント
よくわかります。国会での議論が尽くされていたのか、心配です。法律の精神が、運用面でゆがめられているとしたら、とても危険なことです。しっかりチェックしていかなければなりません。(国会が心配な一人)
投稿: 和田さんの怒り | 2006年4月21日 (金) 14時02分