こころのレストラン

 ビジネスモデルとしては、会員制が正しい選択だと思います。まずは、基本会員という制度を設けて、情報を受け取るメリットと情報を提供するメリットを受け取れるようにするものです。

 その上に、村松さんらからのノウハウ伝授を受けるための、階層を設けるものです。

 こころのレストランとしては、メニューごとに料金をいただくことことになります。それは、なにも受けてだけではなくて、ノウハウの提供側も支払うという制度ができないかと考えています。もちろん、自分たちのオリジナルのノウハウを提供するわけですから、副次的に、提供者にフィードバックがあるように設定しなければなりません。

 ビジネスモデルとしては、会員制モデルを想定せざるを得ないと考えています。皆様のご意見をお待ちしています。(東堂衛)

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看護職の給与

 先日、医療経済実態調査なるものが、厚生労働省から発表されました。早速、担当課へ赴き資料を入手しました。

 その中に、一般病院の職業別常勤職員の平均給与の推移をまとめたものがありました。医療法人・その他法人の場合で、介護保険事業による収入のない病院の集計という条件付きですが、この10年の動きがわかるかもしれないと思い数字を拾ってみました。

 結論は1995年から2005年までの10年で、病院長や医師・歯科医師の平均給与は伸び悩んでいましたが、薬剤師や看護職員らの給与は増え続けていました。とはいえ、額面は依然として「差」がありましたが・・・。

 たとえば、病院長の1人平均給与(月額)ですが、1995~2005年の間は、2001年が248万5901円でピークでした。その後は2003年、2005年と230万円台に留まっていました。1995年と比べると2005年は16万8300円増(7.9%増)でした。

 医師・歯科医師については、
この間の最高額は2001年の105万1290円でした。2003年は96万円台に落ち込み、2005年は104万円台に回復していました。1995年との比較では、2005年は2万2094円の増加(2.2%増)に留まっていました。

  薬剤師は、1995年以降一貫して増え続け、2005年は35万円台に達していました。1995年と比べると2005年は5万円増(16.6%増)でした。

 気になる看護職 員(保健師、助産師、看護師、准看護師)ですが、こちらも徐々にではありますが右上がりに増えており、2005年は31万4000円台になっていました。1995年と比べると2005年は5万1800 円増(19.8%増)でした。

 金額の多寡がプロフェッショナルの評価のすべてではありませんが、チーム医療が浸透しつつあるにもかかわらず、まだ医師と非医師のあいだで差が大きいという印象です。

 (東堂衛)

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看護の自律、自立があってこそ

コメントをいただきました。「看護の自律、自立があってこそ」との思いで締めくくられています。以下に紹介させていただきます。(東堂)

11月2日の東堂衛さんの下記のコメントに、今の訪問看護の実情をしっかりと捉えられていらっしゃることを感じました。このメッセージを読み、現場で働くナースの皆さんはどのように感じられた事でしょうか?

プロフェッショナルとして日々献身的に業務に立ち向かっている人々が働きやすい環境を整えるのが国の政策でなければいけないのに、どうもそうなって いない。ましてや、プロフェッショナルの人々の生活を支えるという視点にいたっては、残念ながら欠けているように思えてなりません。(東堂衛)

訪問看護の利用料金、医師との差は歴然としております。医療保険においては、ターミナル、難病などの複数回訪問は認められましたが、2回目、3回目と回数を重ねるとその訪問単価は下がっていく・・・・・・。
おかしな事が起こってくるのです。
重症となり、容態変化が大きく、医療依存度が高くなり、家族の不安も多くなるために訪問回数が増える。
それなのに訪問すればするほど安くなっていく看護の値段。
誰が評価していくのでしょうか?

看護の価値。

看護の自律、自立があってこそでしょうか・・・・・。

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被災地での看護師さんたち

 今日、久しぶりに日本看護協会にいってきました。新潟地震の際に、看護師らがどのように行動したかを報告する会があったためです。

 衝撃でした。自らも被災者でありながら、プロフェッショナルの精神で傷ついた人々に対して、自分たちに何ができるを考え、可能な限りの努力をしていたのです。

 もちろん人間です。葛藤があったのもの事実です。自分の身に降りかかったことをどのように超えて、他人のために尽くそうとしたのか。身の振り方を決定付けたのは、プロ意識というか、こんな災害に負けるものかという強い意志であったようです。人として何ができるのか、その次に、自分に何ができるのか--。

 ちょっと感情的になっていますので、今はうまく伝えられません。少し時間を掛けてご報告します。

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nurseの対応が素晴らしかった

お便りをいただきました。紹介させていただきます。(東堂)

「心のレストラン」の響きは”懐かしく、優しく、是非行ってみたい”と伝わってきました。
父や母を看病し、看取ったときnurseの対応が素晴らしかったことを思い出します。
私も是非メニューを提供したいと思います。
少なくとも応援団として活動を始めます。

ペンネーム「即興詩人」

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e-nurse network

 村松さんらの活動につきましては、ホームページe-nurse   networkでご覧ください。(東堂衛) 

http://www.e-nurse.ne.jp/

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